- 原山隆一
- 教育長
- 長野県
- 教員犯罪多発
- 殆ど機能していない教育委員会。その一番の証拠が教育長自身がどのような形で責任を取ろうとしているか明らかにしていない。いつものようなコメントを流しても何も変わらないだろう。昔は教育県、今は教員犯罪県。危機感ゼロの恥知らず。
http://www.nagano-np.co.jp/articles/11655
ニュース回顧2016 相次ぐ教員の不祥事
特集 2016年12月22日 6時00分
わいせつ行為をはじめ、道路交通法違反や体罰など教職員の不祥事が県内で相次いだ。伊那市では5月と11月に女性のスカート内を盗撮した県迷惑防止条例違反と、就寝中の女性の住宅に侵入して乱暴した住居侵入・準強姦の容疑で、2人の小学校教諭が続けて逮捕される異常事態。わいせつ事案の続発を受けて10月26日に特別対策を打ち出したばかりの県教育委員会は、法律や心理の専門家など県のコンプライアンスアドバイザーを集めた会議を開き、対策を再検討することにしている。
今年県教委がわいせつ事案で処分した教職員は、スカート内や校内の更衣室とトイレの盗撮、生徒へのわいせつ行為などで5人(11月に逮捕された教諭の処分は未定)。これらを含め非違行為で処分した教職員は18人に上る。13年度の不祥事続発を受けて再発防止の行動計画を実行し、年度ごとに集計すれば処分は14年度20人、15年度20人、16年度8人と改善傾向が見られていただけに、県教委のショックは大きい。
専門家の助言を受けて今年10月に発表した「わいせつ行為根絶のための特別対策」では、行為者は自分の心の弱さを直視できず他者を理解する力が欠如しており、心を開ける人間関係が築かれていない―などの傾向があると分析。同世代、同性のグループで意見を出しやすい研修会開催、自分が陥りやすい危険性を理解するための自己分析支援チェックシート作成などの計画を立てて対策を始めている。
原山隆一教育長は11月の事件後の県議会一般質問でコンプライアンスアドバイザー会議を開いて対策を再検討する考えを示し、「学校教育は教職員への信頼があってこそ成り立つ。信頼していた先生から裏切られた心の傷は大人への不信感につながり、ずっと心に深く残る。その思いをすべての関係者が深く心に刻んであらゆる努力を重ねる」と述べた。
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