ページ

たかはしひろし--高橋央



コメントを聞いていて呆れた。

陰性下船で陽性が発覚した栃木の女性について、これは想定内だと言いのけた。馬鹿じゃないの。想定しているなら、最初から公共交通機関利用とか、知らずに友人の車を利用とかないだろう。

中国からの感染を食い止められないのも仕方がないとかやむを得ないとかで済ましている。

危機管理に関する意識が低い。人命救助の意識も薄い。

淡々と事態を解釈して見せてくれているだけ。医療行政には使えない人材だ。こんな奴が都の仕事に絡んでいるって嫌だね。

ネットでプロフィールを探すと、相当の実績が記載されている。どういうことだろう。うえから目線で、お前ら余り大騒ぎするなとでも言いたいのだろうか。

現在は、コンサルタントとか。話しぶりは、評論家みたいだ。

人柄はとても良さそうだ。彼の能力を引き出す場所は新百合のクリニックではないだろう。それと、もっとアクティブなスタンス、積極的な関与を期待したい。日本の医療行政を、本当なら、リードしていく人材ではないか。

ビジョンとか、使命感を持っているに違いないのだから、妥協的なスタンスはもういいでしょう。

能力は高いのに、今のままなら残念だ。




1962年東京生まれ。長崎大学医学部、ロンドン大学公衆衛生熱帯医学大学院修了。医学博士。熱帯感染症の制圧や難民医療に従事後、1996年、関西地方で発生した腸管出血性大腸菌O157アウトブレイクの実地調査に参画。以来、感染対策を施設内から、地域、世界へと連携させる活動に関与。CDC、国立感染症研究所、長野県立須坂病院などを経て、現在はフリーランスの感染対策コンサルタント。フライングドクターとして、日米の航空身体検査医も務める