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もときまさひこ-元木昌彦


もときまさひこ-元木昌彦



巨大メディアに噛みつくジャーナリストなのかな。流れて来た記事をサラッと見たけど玉石混合かな。感動より疑念が優勢か。

 

  1. 夏にはコロナは収まる。これは岡田女史の上司だった尾身茂が春節の頃に言っていたこと。同様の発言は多くの専門家から出ている。ある意味では彼らの常識的理解の1つ。但し、シンガポールなど温かい地域での感染事例もあるので即断はできないとも発言している。 ⇒岡田氏を攻撃する材料には当たらない。
  2. アビガンの効用。これは今でも使用されている。有効性確認が出来ていないことと、誰に対しても有効でないこととは別。⇒こいつ。感染してアビガン使ってみましょうかと医師に言われて拒否するのかな。
  3. 岡田氏のエイズ研究の話。全く知らないことだからコメントしようがないけど、子の扱いは単なる人格攻撃をやっているみたいで、元木正彦も記事全体を返ってスポイルしている懸念がある。
  4. 勢いで、番組、テレビ局、新聞社まで批判を始めたが、そんな感情的なものを撒き散らして本当にジャーナリストなのかな。言いたいことは分かるが、表層的な事例を並べてもしようがない。深く入らないで横に流れてしまった記事構成はボリュームは稼げても共感は限定的。
  • 他にはどんな記事を書いているのだろう。記事テーマ(タイトル)より、そちらに関心が行ってしまった。
  1. このごろ始まったのか昔からか、プレジデントの緩い記事が目立つ。購読するの辞めるかな。

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https://president.jp/articles/-/37878

視聴率稼ぎで「コロナ不安」と「やらせ」を垂れ流すテレビは終わりだ 最早ジャーナリズムを放棄している

PRESIDENT Online

元木 昌彦ジャーナリスト

「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系、以下、モーニングショー)などに出て、“コロナの女王”といわれる岡田晴恵白鷗大学教授の評判がすこぶる悪い。

週刊現代(8/8・15号)によれば、5月19日のモーニングショーで彼女はこう発言したという。

「コロナウイルスは高温多湿と紫外線が大嫌いですから、(暑くなって来れば=筆者注)下火になって来ると思う」

ひところ週刊誌が、こういう説を流していた。山形大学医学部附属病院検査部・感染制御部の森兼啓太部長が、コロナは屋外ではなく、飲食店や家庭内で感染が広がっているので、湿度が上がっても下火になることはない。紫外線でコロナが不活性化するという研究はあるが、そのレベルの紫外線を浴びれば、人間には大きな害となってしまうと批判している。

岡田氏は以前、アビガンが効くようなので、医療従事者に持たせろと、安倍晋三首相のようなことをいっていたが、結局有効性は確認できず、承認されなかった。

週刊新潮(8/13・20号)では、やはり羽鳥の番組で7月13日、「医療現場も、あと2週間したら大混乱になる可能性もありますよ」と発言したが、2週間後、「病床数の逼迫や医療関係者の負担は指摘されても、それを“大混乱”とまでは言えるのか」(厚労省担当記者)

たしかに、感染者は増え続け、小池都知事は緊急事態宣言を今にも出したいと金切り声を上げているが、感染症の専門家というからには、占い師のようなことをいって、視聴者により一層の不安を植え付けるのは、いかがなものか。
「恐れを広げた専門家に怒りが湧きます」

週刊文春(8/13・20号)でも、1998年頃、宮沢孝幸東京大大学院農学生命科学研究科助手(当時=現京都大准教授)が、エイズのメカニズムを研究し、HIV-1の中にあるNefというたんぱく質がリンパ球を殺すという先行研究があったので、再現しようと試みたがうまくいかなかったと話している。

以下省略

 ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『a href="https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198630283/presidentjp-22" target="_blank">編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。