みよしりえ-三好梨絵さん
- 探偵が不正に住所を聞き出している。こいつを殺人ほう助で逮捕しろ 。正義の探偵でなくて悪徳の探偵。弁護士も正義につかず悪徳に加担する奴がいる。仕事でも駄目なものは駄目だ。身勝手な理屈は市民感情には無意味だし、現役を離れて普通にしたいと思っても直ぐに反撃を食らうだろう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201610/CK2016102502000174.html?ref=rank
【神奈川】
変わらぬ家、4年間の苦悩 逗子ストーカー殺人 夫が市を損賠提訴へ
2016年10月25日
逗子ストーカー殺人事件被害者の三好梨絵さんの仏壇に手を合わせる夫
写真
逗子ストーカー殺人事件から来月で4年。元交際相手の男に殺害されたフリーライター三好梨絵さん=当時(33)=の夫(46)は、閲覧制限を申請していた個人情報を逗子市が探偵に漏らしたことが事件につながったとして、市に対する提訴に踏み切る。 (小沢慧一)
ホームセンターに行って夫婦で手作りしたデスク、男から身を隠しながらライターの仕事を続けようと付けたペンネーム「大箸テコ」の未使用の名刺-。現場となった家は、事件などなかったかのように、三好さんが生きていたときのままだ。
デスクの横の棚に並んだファイルの中には生活設計をグラフ化した手書きのメモが残っている。事件がなければ、二〇一三年には子どもを出産し、三十七歳を迎える今年は、育児をしながら好きな仕事に精を出しているはずだった。
「時がたてば悲しみも薄れると思ったが、全然変わらなかった…」と夫は肩を震わせる。妻との思い出が詰まった家を残したままにしているのは今も妻の死を受け入れられないからだ。
事件では、逮捕状で三好さんの住所の一部を知った男が、詳細な住所の調査を探偵に依頼。探偵は三好さんの夫を装って市役所から聞き出し、探偵から住所を聞いた男はその翌日、夫の留守中に自宅で凶行に及んだ。三好さんが必死に隠そうとした住所が知れたのは、逗子市と県警のストーカー事件に対する認識不足が大きい。
怒りは消えないが、県警が逮捕状を読み上げたことは法律やルールに違反したわけではない。県警から住所が漏れたと知らされても「命までは狙わないだろう」と、引っ越さなかった自分たちにも油断があった。
一方、守秘義務がある情報を漏らした市の違法性は訴える必要があると考えた。昨年一月に探偵の有罪が確定した後、平井竜一逗子市長が「ご迷惑をおかけしました」と謝罪に訪れた。漏えいを知りながら、一年以上連絡を寄こさなかった市に、誠意は感じなかった。
三好さんは事件前、依頼を受け、テレビ番組でストーカー被害の経験を語ろうとしたことがあった。夫の反対で出演はしなかったが、自分の経験を生かし、他の被害者を救いたいと、強く思っていた。
夫は事件後、IT系の会社を辞めて独立。裁判に備えてきた。「悲しみに暮れて家に閉じこもることを、妻はきっと許さない。また被害者が出ないよう、妻の意思を継ぎ、僕がけじめをつける」
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