こばやしようたろう-小林陽太郎
- 小林陽太郎
- 富士ゼロックス
- 富士フイルム
- 経済同友会
※
- 82歳。若くはないが今の時代なら少し早いように思う。「巨星墜つ」と書いていた人は結局最後まで小林陽太郎を何も理解しなかったのだろうと思う。とは言え、カリスマには違いない。人を信じて人を育てる天才と思う。保身に走らず常にチャレンジする姿勢も感服ものだ。エピソードの枚挙はそれこそ切りがないだろう。
- 小林陽太郎の唯一の失敗というかチャレンジして挫折したであろうことは、米ゼロックスの経営危機打開への貢献あるいはリーダーシップが満足にできなかったことだ。富士ゼロックスのガダルカナル～ミッドウェーとなる分岐点は社史に記録されない闇の歴史。
- 圧倒的なオーラを輝かせる小林陽太郎の存在感は世界の経済界に必要なものだったから、暇になることは無かったが、本業では葛藤することも少なくなかっただろう。
※
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150907-OYT1T50072.html
元経済同友会代表幹事の小林陽太郎氏が死去
2015年09月07日 18時37分
経済同友会代表幹事や富士ゼロックス社長・会長を務めた小林陽太郎（こばやし・ようたろう）氏が５日、左慢性膿胸のうきょうで死去した。
８２歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は長男、格（かく）氏。後日、お別れの会を開く。
小林氏はロンドン生まれ。米ペンシルベニア大院を修了し、１９５８年に富士写真フイルム（現富士フイルムホールディングス）に入社。米ゼロックスグループとの合弁で設立された富士ゼロックスに６３年に移り、７８年から１４年間、社長を務めた。
９９年に経済同友会の代表幹事に就任。企業の社会的責任について積極的に発信し、国際派の財界人として知られた。
2015年09月07日 18時37分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
※
