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ラウラ・ジーケモンド(ドイツ)|クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)



ラウラ・ジーケモンド(ドイツ)|

クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)

Laura Siegemund|

Kristina Mladenovic

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二人は別のゲームをしていた。片方はテニス。もう片方は2バウンドテニスと言う新しいゲームだ。普通は審判が同じゲームにするよう判定していくが、この時の審判はミックスゲームを了解していた。フランスの地でフランス選手に不利になるようにしたのだ。かれが生きてフランスから出れるかどうかは分からない。そちらもゲームなんだろう。 

勿論、ドイツ女も生きて帰れないだろう。ビデオで証拠を見せられる前に、自分で2バウンド返球をやった時に分かっていることを黙っていた究極の暗フェアプレイ精神の持ち主だから。

 

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https://thedigestweb.com/tennis/detail/id=24843

「スポーツマンシップに欠ける」「彼女に責任はない」 驚きの“2バウンド誤審”がテニス界で物議!


中村光佑

2020.09.30
まさかの誤審に天を見上げるムラデノビッチ。(C)Getty Images

まさかの誤審に天を見上げるムラデノビッチ。(C)Getty Images
 テニス四大大会の全仏オープン(フランス/パリ)は、現地29日に女子シングルス1回戦が行なわれ、世界ランク66位のラウラ・ジーケモンド(ドイツ)が同44位のクリスティナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-5、6-3のストレートで下した。

 ジーケモンドは第1セットで1-5と大きくリードを許し、一時セットポイントまで握られる苦しい展開から、見事なカムバックを果たした。そんな中で、試合中のある“誤審”が勝敗を大きく分けたのではないかとテニスファンの間で物議を醸している。

 問題のシーンは第1セット、ムラデノビッチが5-2とリードし、リターンゲームでセットポイントを迎えた場面だ。ムラデノビッチがベースライン付近からバックハンドでドロップショットを放ち、ジーケモンドが全力で前に走りながら返球する。

 短くなったボールを、ムラデノビッチが前に出て処理をするが、勢い余ってネットに触れてしまいジーケモンドのポイントとなった。これにムラデノビッチは猛抗議。自身が放ったドロップショットが、ジーケモンドが触れる前に2バウンドしていたと主張し、ビデオ判定を申し入れたのだが、主審に聞き入れられることはなかった。

 この判定に対してショックを隠し切れずにいたムラデノビッチは、驚きの表情とともに口を手で覆う。その後は大きくリズムを崩し、ジーケモンドに大逆転勝利を許してしまった。
 
 海外テニスメディア『TENNIS.COM』は、公式ツイッターで問題のシーンを公開しているが、これを確認するとジーケモンドが返球する前に、ボールは明らかに2バウンドしており、ムラデノビッチの主張通り“誤審”だったのだ。

 全仏オープンの大会公式ツイッターは、「ジーケモンドが第1セット1-5からムラデノビッチを7-5、6-3で下した」と、試合を大々的に取り上げたが、そこには「残念な試合だった」「なぜチャレンジを認めないんだ!」などと、批判的なコメントが続々と寄せられた。

 また、中には「スポーツマンシップに欠ける」と、2バウンドを認めなかったジーケモンドに対する厳しい声もあった。大逆転勝利にも関わらず、テニスファンにとっては何とも後味の悪い終わり方になってしまったようだ。

 ムラデノビッチは試合後にインタビューに答え、「チェアアンパイアがすべてのボールの行方を外から見ている唯一の人間なのだから、あのポイント(2バウンド)はもっと大事に判定してほしかった」と語り、「間違いなくあの場面が(試合の)ターニングポイントになったわ」と不満げだった。一方で「もし彼女(ジーケモンド)が(2バウンドを)認めてくれていたらよかったとは思うけど、彼女に責任はない」と相手を気遣うコメントも残している。

 1ポイントの行方がいかに勝敗を左右するのか、それを大きく象徴する試合として、この出来事はしばらくの間テニスファンの記憶に刻まれるだろう。

文●中村光佑

https://thedigestweb.com/tennis/detail_2/id=24843

https://twitter.com/i/status/1310927614392045570


 

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