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あんじつちほ-安實千穂

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あんじつちほ-安實千穂


殺人事件の被害者。

石川県金沢市のスイミングインストラクター、安實千穂さん(当時、20歳)

迷宮入り事件?

石川県警の捜査能力?県警自身が被害者意識を持っていないか?。

 (追記)

4年経過した。ネット上の情報はさらに少なくなったようだ。石川県警から追加の情報も公表されていないのではないか。事件としてはもう終わっているのかな。遺族の声がどこに届いているのか。依然として良く分からない事件だ。

加賀のコロンボでもいて一人で黙々と捜査を続けているのだろうか。何も語らないで。定年まで?。そんな時代じゃないでしょう。



http://tocana.jp/2014/10/post_4982_entry.html

【日本怪事件】捜査員6万人でも犯人特定できず 公訴時効を迎えた「水泳インストラクター殺害事件」の犯人は今…
 

2014.10.16

【今回の事件 金沢水泳インストラクター殺人事件】

 自身の愛車である、黒色のミラージュ・ファビオの助手席で、仰向けになって絶命していたのは、石川県金沢市のスイミングインストラクター、安實千穂さん(当時、20歳)であった。

 変わり果てた千穂さんを見つけたのは、彼女の家族。平成4年10月1日の午前0時50分のことだった。前日の9月30日、千穂さんは普段通り職場で勤務し、午後6時45分に退社。だが、午後7時20分頃、彼女が運転する車が自宅とは逆方向に走っていくのを、同僚が見ている。千穂さんの職場は、石川県金沢市の郊外、三十苅町にあった。

■突発的な犯行だった?

 当初、犯人はすぐに捕まるだろうと思われた。千穂さんの車が見つかったのは、勤務先の駐車場。タイヤ止めがずれていたことから、勢いよく突っ込んできたことがわかる。またエンジンは切られていたが、キーは差し込まれたままで、車からはFMラジオが流れっぱなしになっていた。さらに計画的な犯行なら、遺体を見つかりにくくするはずだが、犯人は犯行現場からわざわざ千穂さんの勤務先の駐車場へと、遺体を乗せた車を運転し、放置していたのだ。

 どう見ても突発的な犯行であり、車の中からは犯人を特定する遺留品が出てくるはずだ。だが、ようとして、犯人につながる物証は見つからなかった。

 千穂さんが着ていたデニムのオーバーオールは泥にまみれ、夜露にも濡れていた。靴は片方しかない。殺害前に、野外で引きずり回されたことがうかがえる。レイプされた痕跡はなかったが、オーバーオールと下着は刃物で切り裂かれていた。

 金沢大学医学部で行なわれた司法解剖で、首を絞められての窒息死であることが分かった。首のほかに、顎にも2センチほどの索条痕(ひものようなもので絞められた跡)があり、皮下出血を起こしていた。犯人は紐で首を絞めようとして顎にかかってしまい、もう一度改めて絞め直したことが分かる。

■次々見つかる犯人の痕跡

 犯行の手がかりとして、千穂さんの髪に付いていた木の葉がスギ科のメタセコイアであることがわかった。生きた化石とも呼ばれるメタセコイアは、国内では自生せず、金沢市周辺では教育関連の施設でしか見られない。

 学校や植物園などが捜索され、10月2日には犯行場所が特定された。駐車場から約4キロ離れた白山市矢頃島町の県農業試験場果樹実証圃(現・県農業総合研究センター)で、千穂さんの履いていた片方の靴が見つかったのだ。千穂さんの頭髪以外にも、男性の頭髪、ジュース缶、ナイロンシート、布きれ、ティッシュペーパーなどが見つかった。

 ここまで捜査は順調と思えたが、その後は暗礁に乗り上げた。のべ6万人の捜査員を投入、6千人以上を事情聴取したが、犯人特定には至らなかったのだ。

http://tocana.jp/2014/10/post_4982_entry_2.html

【日本怪事件】捜査員6万人でも犯人特定できず 公訴時効を迎えた「水泳インストラクター殺害事件」の犯人は今…
 

2014.10.16

■犯人特定不可は設備不足ゆえ?

 平成19年9月30日、公訴時効が成立。「今の科学捜査技術があれば、捜査の局面は変わっていただろう」と、県警の捜査員らは悔しそうに語ったという。

 遺体には微量の唾液が付着していたが、県警には当時、DNA鑑定の設備はなかった。平成19年になって、車内に残されていたティッシュ、空き缶などの遺留品、オーバーオールなどのDNA鑑定が行なわれたが、犯人に結びつく確たる証拠は得られなかった。

 首を絞めた凶器も長い間、謎とされてきた。のちに、絞められた跡と千穂さんが着ていたオーバーオールの肩ひもの幅がほぼ一致、肩ひもの金具の跡が首に残っていたことなどから、「凶器はオーバーオールの肩ひもだった可能性が高い」とされたのも、犯行から数年経ってからだった。
(文=深笛義也)

■深笛義也(ふかぶえ・よしなり)
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる。書籍には『エロか? 革命か? それが問題だ!』『女性死刑囚』『労働貴族』(すべて鹿砦社)がある。ほか、著書はコチラ。



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