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おかだもとはる-岡田幹治


おかだもとはる-岡田幹治


面白い記事が流れてきた。投稿者は岡田幹治というジャーナリストとか。お顔を拝見するとよくテレビで見る人でした。ちょっと親しみが湧きます。

タイトルが、本当に怖いのかとやっているから、本当は怖くないと言いたいのだろうか。

怖くないと言う主張が展開されると期待して読み始めたが、残念ながら得心できるだけの材料は見つからなかった。

まあ。それはそうだろう。本当に怖くないならこんなに大騒ぎになっている筈が無い。

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日本での致死率は欧米比較で極めて低い。これはデータがある。しかし、ベトナムとか他のアジア諸国はもっと低い。東アジア人特有の傾向と見るほうが自然。手洗いとか医療制度とか日本固有の要素は関係なさそうだ。例のファクターXの話だ。

7月後半からの感染爆発、第2波に言及しているが、重症者死亡者の数が少ないことについて、その説明は出来ていない。まだ誰も明確な説明を出来る状況にない。今可能な唯一の説明は4日縛りからの解放だろうが、それへの言及はない。

重症化懸念は2%の話が出て来た。98%は軽症以下で無事。検査数が少ないから2%で、もっと増やせば重症化率は1%以下に収まるかも知れない。じゃあ、怖くないや!となるのか。

嫌、重症化は高齢者に特徴的に言及していて、層別化した対策が重要としている。いい流れだ。論理展開がスムーズ。

実際に現時点では高齢者の致死率は中国でも日本でも高くて、15%~30%。これは由々しき状況。

普通なら、高齢者を感染させない施策について、それが可能なら、怖くないで良いだろうが、その方法論が明確でなければ、やはり本当に怖いという状況から抜け出せない。

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途中から、論旨展開がPCR検査の話に移っていったように思う。検査の有効性とか。怖い怖くないとはあまり関係ないかな。

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岡田幹治は、ここでPCR検査の有効性の話に展開しているが、別に世間の情報を盛り込む必要もないのに、しかも内容が拙い。例外事例を集めて全体を否定する馬鹿な展開。確率や統計の観点を入れればクリアできる側面まで取り込んで収拾がつかなくなっている。

仮に検査を否定できたとして、そこから何が言いたいのか。今の脅威はPCR検査の脅威と言いたいように見えてしまうが、全く問題のすり替えでしかない。検査で人が重症化・死亡するのではない。

この人は2%は受容する。その程度は怖くないと言うなら、マスクもつけないで新宿歌舞伎町で梯子でもしてきてはどうか。などといったら失礼になってしまう。

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岡田さんは80歳になるとか。今、一番怖がっていい筈なのに。理解不能です。

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以下記事冒頭抜粋していますが、全体をオリジナルサイトでしっかり目を通されることを期待します。また違った印象を持つかもしれません。



https://diamond.jp/articles/-/244438

新型コロナは日本人にとって本当に「怖いウイルス」なのか


岡田幹治:ジャーナリスト
ライフ・社会 DOL特別レポート
2020.8.6 4:10
都内の様子

 新型コロナウイルスの国内感染者が7月になって再び急増し、「2回目の流行期(第2波)の到来か」といった不安が広がっている。

 東京都や大阪府、愛知県などが飲食店などに休業や営業自粛を要請し、政府に緊急事態宣言の再発動を求める声も出ているが、いま必要なのは、感染者数の増加にあわてることなく、事態を冷静に見極めることだ。

 最新のデータや知見をきちんと読み解けば、多くの人が持っているイメージとは異なる「実像」や問題点が見えてくる。
100万人当たりの死者
欧米より2けた少ない日本

 発症から短期間で重篤化して死亡した志村けんさんや高齢者の例などが繰り返し報道され、新型コロナは感染力も毒性も強い「恐怖のウイルス」というイメージが定着している。

 だが、これは木を見て森を見ない認識だ。


(以下省略。長文の記事です。)



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