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よこばたけゆうすけ-横畠裕介


よこばたけゆうすけ-横畠裕介




  1. フグ答弁のフグ官僚?
  2. 毒になる肝が何か説明させろ。国会で冗談・駄洒落の答弁は許せない。 
  3. この男が日本の右傾化を進める張本人なのか?。




「集団的自衛権はフグ」 法制局長官が異例の答弁

三輪さち子

2015年6月20日05時29分

安保法制の衆院特別委で答弁する横畠裕介内閣法制局長官=19日午前、飯塚晋一撮影

 政府の憲法解釈を担当する横畠裕介・内閣法制局長官は19日、安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会で、国際法上の集団的自衛権と、安倍内閣が主張する「限定的」な集団的自衛権の違いを「フグ」に例え、「毒があるから全部食べたらそれはあたるが、肝を外せば食べられる」と答弁した。

 他国防衛を目的とする包括的な集団的自衛権は違憲となる一方、「限定的」な集団的自衛権なら合憲という趣旨だが、厳密な法解釈を行う立場の法制局長官が、こうした例え話を持ち出すのは異例。法案への理解が広がらない現状の裏返しと言えそうだが、長官経験者からは「好ましくない」との批判も出ている。

 民主党の寺田学氏が、政府がこれまで集団的自衛権の行使を違憲としながら、憲法解釈を変更し、「限定的」なものとして容認したことについて、「腐ったみそ汁の中から1杯とっても、腐っているものは腐っている」とただした。

 横畠氏は「例え話をされたので」と切り出し、「(集団的自衛権が)毒キノコだとすれば、煮ても焼いても食えないし、一部をかじってもあたる」と答弁。さらに、「じゃあフグかもしれない」と続けた。

 内閣法制局は、内閣が出す法案などを審査したり、法律問題について首相や大臣に意見を述べたりする内閣の一部門で、長官は通常、憲法や法律についての厳密な答弁が求められる。今国会では、過去の憲法解釈と今回の安保関連法案との整合性が問題になっており、横畠氏が答弁に立つことが多い。

 横畠氏の答弁について、法制局長官経験者の一人は「法律論は政策論と違う。例えを出すのは正確性を欠くことが多く誤解されるおそれもある。条文を離れ、『例え』でやることは好ましくはない」と話す。政府関係者も「ここまでくだけた例え話は異例だ」と述べた。

 横畠氏は東大卒で検事出身。前任者の退任に伴い、昨年5月に長官に就任。集団的自衛権の行使容認に伴う憲法解釈変更の閣議決定や安保関連法案の審査を担った。(三輪さち子)


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